qemuコマンド@ProxmoxでのESXiVMのインポート

今回はProxmoxホストでqemuコマンドから.ovfファイルからインポートしてみたいと思います。

前々回のエントリー「ESXiからProxmoxへVMをインポートしてみた」でProxmoxに追加したESXiストレージからVMをインポートする方法をお送りしました。

用意するものは、VMWare OVFツールでバックアップした 当該VMの .ovaファイルです。バックアップの詳細は当方ブログに以前掲載しましたので参考になれば幸いです。

ESXiノードのホスト、またはバックアップサーバーからSCPでローカルにダウンロードした .ova ファイルは圧縮解凍ソフト「7-zip」で展開するとインポートに必要な「 .ovf 」「 .vmdk 」の2つのファイルができます。

今回はそれら2つのファイルを利用してpxveノードにマウントしたUSBメモリにコピーしてProxmoxホストからqm importovfコマンドでインポートしてみたいと思います。

root@pxve00:~# qm importovf 106 /media/external-storage/micro-sd/Deb\ Server.ovf local-lvm -format raw

.

.

VMのハードウェア構成を確認します。

.

BIOSを既定からOVMF(UEFI)BIOSへ変更、EFIディスクを追加します。またSCSiコントローラをVMWarePVSCSi変更。

次にネットワークデバイス(ens192)を追加します。(注 ※ ※

※ Rocky Linuxではens192、Ubuntuではens160でしたがご自身の環境に合わせて追加してください

※ 当方Ubuntuではens160で起動してからens192に変更しました。

最終的な構成は以下の通りです。

.

VMを[開始]するとOS起動しました。

.

今回はqemuコマンドでVMをインポートしてみました。参考になれば幸いです。

同じカテゴリーの記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です